宮古島市の姉妹・友好・交流都市

金曜日, 12月 2, 2011 17:31

宮古島市が交流を持っている国内・国外における都市を紹介します。
※参考資料:広報みやこじま2011年12月号

◆姉妹都市
★岡山県津山市(姉妹都市提携・昭和40年3月15日)

【いきさつ】
昭和38年6月に平良市立第一小学校の砂川恵保校長が研修のため、琉球政府より岡山県に派遣され、二週間津山市南小学校に滞在。この機会に姉妹校縁組をし、友好を深めることを協議した。昭和40年に旧平良市・津山市両議会で同時に姉妹都市提携を議決。
【交流経過】
親善を深め、ともに明るい豊かな都市づくりを目指してイベント交流、職員交流をはじめ、姉妹校の平一小と津山市南小間の交流、JC交流、民生委員の交流、津山市からトライアスロン宮古島大会への参加などを行っています。
【津山市データ(平成23年11月1日現在)】
人口:107,408人
男:51,247人
女:56,161人
世帯数:44,182世帯
市の面積:506.36平方キロメートル
津山市ホームページ:http://www.city.tsuyama.lg.jp/
・「笑顔あふれる ふるさと津山」がまちづくりの将来像。鶴山公園、衆楽園などの史跡も多く、歴史と文化の香りを漂わせる町並みも残っている。

★米国ハワイ州マウイ郡(姉妹都市提携:昭和40年6月24日)
【いきさつ】
マウイ郡と平良市は気候、風土、産業、人口等において相通ずるところがあり、元ハワイ沖縄県人会長の知念清吉氏がマウイ郡と平良市へ姉妹都市縁組の打診があり、昭和40年4月にマウイ郡参事会、6月に平良市議会で姉妹都市提携を議決。
【交流経過】
昭和47年5月にマウイ郡沖縄県人会の特使が来島し平良市長へ友好の鍵を手渡しました。昭和54年8月に平良市長を始めとする友好親善訪問団12名、昭和58年8月には産業経済視察団19名がマウイ郡を訪問。その後も互いに訪問、今年9月には宮古島市長がマウイへ、10月には、マウイ郡長が宮古島を訪問し、交流推進を確認しました。
【マウイ郡データ】
人口:154,839人
世帯数:43,507世帯
郡の面積:6,213平方キロメートル
ハワイ州観光局ホームページ:http://www.gohawaii.com/jp/maui
・ハワイ州で2番目に大きい島(ハレアカラ火山噴火により2つの島がつながった)。平成20年5月に広島県福山市と親善友好都市の提携を行った(マウイ移住者が日本で一番多い県が広島県)


★台湾基隆市(姉妹都市提携:平成19年6月28日)
【いきさつ】
基隆港・平良港間のクルーズ船の就航、平成17年の国際ヨットレース「第5回平良市~基隆市レース」の開催などを通して民間交流が広がりました。平成19年6月28日に基隆市で調印式を行う。
【交流経過】
平成19年9月基隆市長・議長ら18名、平成21年4月基隆市副市長ら23名が宮古島市を訪問。平成21年8月の基隆市の中元祭に宮古島市長ら8名、平成22年5月にはチャーター便で市長、議員、職員、市民らが基隆市へ、8月の中元祭には副市長が参加しました。平成23年8月に副市長ら4名が基隆市を訪問し、交流を深めています。
台湾観光協会ホームページ:http://www.go-taiwan.net/index.html
【基隆市データ】
人口:380,501人
男:191,717人
女:188,784人
世帯数:148,074人
市の面積:132.76平方キロメートル
・台湾の最北端に位置し、台湾で2番目の貨物取扱量を誇る基隆港を抱える台湾の貿易・物流の重要拠点。近年は、基隆港周辺を整備し観光に力を入れている。

◆友好都市
★福島県西会津町(友好都市提携:平成17年7月9日)

【いきさつ】
平成7年に東京で開催された地域トータルケアサービス推進協議会において、平良市長と西会津町長が健康と福祉行政について論じ、健康のまちづくりを機縁として交流が深まる。
【交流経過】
在宅健康管理システムの導入に向け平良市長らが西会津町を視察、平成8年に平良市で同システムがスタート。両市町の食生活改善推進員が互いに訪問し、地域の食材を使った、体によいメニューづくりなどの研修を行い交流を深めています。
【西会津町データ】
人口:93,962人
男:45,236人
女:48,726人
世帯数:47,967世帯
町の面積:298.13キロ平方メートル
西会津町ホームページ:http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/
・歴史と出会いの「ふれあいの観光」風光明媚な自然と接する「目で見る観光」山菜、手打ちそば、渓流魚、地酒など「食べる観光」を柱として観光のまちづくりに取り組んでいる。

★東京都世田谷区(友好都市提携:平成17年8月7日)
【いきさつ】
昭和37年12月の本土豆記者団の来島に端を発し、昭和55年頃から宮古まつり、世田谷ふるさと区民まつりへの参加など行政を含む本格的な交流が始まる。
【交流経過】
両まつりには、議会、商工会議所、観光協会、郷土芸能など民間も多数参加し人的・経済的交流が行われている。また、世田谷区民吹奏楽団はマティダ市民劇場の杮落とし、宮古島の市制5周年などに演奏会を行ったほか、宮古島市の合唱団と交流を行っています。
【世田谷区データ】
人口:840,266人
男:401,118人
女:439,148人
世帯数:437,603人
区の面積:58.08平方キロメートル
世田谷区ホームページ:http://www.city.setagaya.tokyo.jp/index.shtml
・都内でも有数の住宅密集地域となっており、多くの著名人が住んでいる。三軒茶屋など戦後のヤミ市の名残のまま路地も残っています。近年はキャロットタワーを中心に地域再開発が進んでいます。

★静岡県藤枝市(友好都市提携:平成23年10月23日)
【いきさつ】
平成20年9月に西光エンジニアリングと宮古島漁業協同組合の連携による半生タイプのもずくの商品化に成功し、農商工連携等促進法の基づく国の事業認定第1号を受けて販売したのがきっかけです。
【交流経過】
平成22年11月藤枝市長が宮古島市を訪問。物産交流を進めていくことで合意しました。平成23年7月、静岡県内のスーパーで宮古島産半生もずくの販売を開始。同月マンゴーまつりで藤枝市が出店しました。10月に藤枝市で友好都市調印式を行い、同日の第1回藤枝市フードスマイルフェスティバルに宮古島市が出店しました。
【藤枝市データ】
人口:145,449人
男:71,331人
女:74,118人
世帯数:53,230世帯
市の面積:506.36平方キロメートル
藤枝市ホームページ:http://www.city.fujieda.shizuoka.jp/
・「元気共奏・飛躍ふじえだ」がまちづくりの基本理念。江戸時代には東海道五十三次21,22番目の藤枝宿、岡部宿があり宿場町として栄えました。うま味と渋みが調和した藤枝茶も有名。

◆交流都市
★新潟県上越市(交流開始:昭和51年4月)

【いきさつ】
宮古で260年以上も続いた過酷な「人頭税」の廃止運動に、旧城辺町出身の3名(平良真牛、西里蒲、上原戸那)とともに立ち上がった、新潟出身で農民運動の強力な指導者「中村十作」との関わりで交流。
【交流経過】
昭和51年4月、中村十作の甥が宮古島を訪問。昭和60年、宮古市町村会代表団が中村十作の墓参と板倉町を訪問しました。平成10年、板倉産の米が「中村十作のふるさと米」として宮古島へ発送されました。平成16年、城辺町「マンゴー」と板倉町「米」のオーナー制による物産交流などを行っています。
【上越市データ】
人口:205,331人
男:99,984人
女:105,347人
世帯数:73,175世帯
市の面積:973.61平方キロメートル
上越市ホームページ:http://www.city.joetsu.niigata.jp/
・「住んでみたい」「住み続けたい」と思ってもらえるまち、「選ばれるまち」を目指しています。日本スキー発祥の地です。冬は全国有数の豪雪地帯です。

★北海道室蘭市(交流都市提携:平成10年8月1日)
【いきさつ】
室蘭市と平良市が200年前の英国探検船プロビデンス号の両地への来航200年祭を催したのがきっかけです。
【交流経過】
平成8年、室蘭市でプロビデンス号来航200年記念祭を開催。平成9年、旧平良市で同号来航200年記念祭を開催しました。平成13年、プロビデンス号交流物産展が室蘭市で開催され、旧平良市が参加。民間交流では、宮古スワンの会、室蘭エメラルドの会が交流を行っています。その他、冬に池間小中、狩俣小の生徒が室蘭へ、夏には室蘭の生徒がそれぞれ交流を深めています。平成23年10月には、室蘭市長が池間小中、狩俣小を訪問し交流継続を確認しました。
【室蘭市データ】
人口:93,962人
男:45,236人
女:48,726人
世帯数:47,967世帯
市の面積:80.65平方キロメートル
室蘭市ホームページ:http://www.city.muroran.lg.jp/
・「海と科学技術のサークル都市むろらん」がまちづくりの将来像です。室蘭カレーラーメン、室蘭やきとりがご当地グルメとして有名です。(鶏肉を使わないで、豚肉・玉ねぎ・洋がらしの組み合わせ)

★岐阜県白川町(交流開始:平成13年11月)
【いきさつ】
平成13年白川町長と宮古広域圏事務組合とで交流がスタートしたのをきっかえに、旧下地町と「人、物の交流(海・山交流)についての話し合いが行われ交流関係に発展しました。
【交流経過】
平成13年に白川町の議員団が旧下地町を訪問。平成14年には旧下地町、広域圏事務組合、民間などが白川町の「美濃白川ふるさとまつり」に参加しました。平成15年、白川町の小学生が来島し、下地小学校と交流もスタート。平成23年7月の来島で8回目150人を超える小学生が宮古島の自然を体験しました。
【白川町データ】
人口:9,927人
男:4,721人
女:5,206人
世帯数:3,272世帯
町の面積:237.89平方キロメートル
白川町ホームページ:http://www.town.shirakawa.lg.jp/forms/top/top.aspx
・銘木「東濃桧」の産地です。町内には飛騨川、白川、赤川、黒川、佐見川の清流が流れています。白川茶は、銘茶の中でも高い評価を受けています。

★徳島県鳴門市(親善都市提携:平成15年8月1日)
【いきさつ】
「ドイツが縁」です。旧上野村民が1873年に沖合で遭難したドイツ商船の船員を救助したためドイツ皇帝が博愛記念碑を建立、鳴門市では、第一次世界大戦後、約千人のドイツ兵捕虜が収容されていたが、友好的人道的に処遇したため、ドイツと友好の絆が結ばれました。両市町は、その史実を文化財とするため、親善都市提携を行いました。
【交流経過】
鳴門市で毎年8月に行われる阿波踊りへの参加や、両市の各種イベントに特産品の出店を行い交流を行っています。
【鳴門町データ】
人口:62,048人
男:29,649人
女:32,399人
世帯数:29,958世帯
市の面積:135.46平方キロメートル
鳴門市のホームページ:http://www.city.naruto.tokushima.jp/
・四国88箇所霊場の第一番霊所の霊山市があります。ベーと―ヴェンの「第9」交響曲が大正7年に日本で初めて演奏されました。(毎年6月第一土曜日が「第九」の日)です。鳴門金時、鳴門わかめなどが有名です。

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