ガイドブックに載ってない島の情報が盛りだくさん!

これって変?島の常識

重要無形民俗文化財「パーントゥ」

地域の住民が仮面や蔓性の植物、泥などを身にまとって 「パーントゥ」と呼ばれる神に扮し、集落を練り歩いたり、 人々や新築家屋に、泥を塗りつけて回ったりして災厄を払います。 秋田県の「なまはげ」と似ていて、子供たちは怖がって大泣き、 逃げ回って大騒ぎです!! 最近では、観光客の方もこの…

オトーリ

宮古島と泡盛の関係~オトーリ~ 宮古島では各地域によってごひいきの銘柄が存在します。地域で作られた泡盛はその地域の根強いファンがおり、一昔前までは公民館での御祝などで他部落の泡盛を持ち込んだだけでも、先輩からお叱りを受けたとか。それだけ地域とお酒の関わりが強深かったことを意味しています…

なーふぃー

「なーふぃー」とは、子供に名前が付いたお祝いのことで、生後3~4ヶ月に赤ちゃんの首が完全にすわった時期に行うお披露目会のことです。親類や友人、職場の人やご近所さんを招待して心からもてなします。 招待された人は、赤ちゃんの名前を確認しながら祝い金をママに贈ります。祝い金は親類や友人、職場の人は3,0…

七つ上がり・長上がり

「じゃあ、あんたの子どもは七つ上がり(長上がり)で今年入学さいが~」。 七つ上がり・長上がり。 島の年配の方たちが、新一年生になる子どもに対して使う言葉です。 新一年生になる子どもの年齢は7才ですが、中には6才になる子どももいます。 6才の子どもというのも、一月~三月に誕生した子どもで、学年…

昭和〇年生?で年齢が分かる

「昭和〇年生か?あぁ~、〇才ね。〇〇さんとぶーりゃ(同窓)なぁ?」 これも、島の年配の方たちを中心に使われる言葉です。 年配の方と初めて挨拶や話をする時に聞かれると思います。 「あなたは昭和何年生まれですか?」ということを聞いているのです。西暦ではなく、元号の聞き方をします。それによって、自分…

お盆(旧盆)

 島の一大行事のひとつ。先祖の霊を迎えて供養する年中行事のお盆(旧盆)は、旧暦の7月13~15日の3日間で行われます。初日の「ンカイ」は、本家(ヤームトゥ)や仏壇を持つ家庭では、仏前にご馳走や果物、サトウキビ等を供え、先祖の霊をもてなす。2日目を「カナビ」3日目を「ウッフィユー」と称す。三日間とも、…

神とともに生きる

宮古に暮らしていると、御嶽(ウタキ)と呼ばれる拝所でニガイ(願う)する女性たちの姿をよく見かける。神に様々な報告や願い事をする着物姿の女性たち。彼女たちは地域を代表したツカサと呼ばれる祭祀(神事)を執り行う人たち。一年の豊作・豊漁、無病息災、繁栄など地域の想いを一手に担い神に伝えるのだ。 宮古島の…

クイチャー

クイチャーのクイとは宮古島の方言で「声」、チャーとは「合わせる」という意味です。 文献によると、1655年には琉球国王の前でクイチャーを踊ったとされています。宮古島では五穀豊穣や雨乞い、近年では催し物の成功を祝う踊りで、感謝や喜びを全身で表現します。 踊り方は、全員で円陣を組み、ニノヨイサッサと…

宮古島まもる君

宮古島はじめ全国で話題沸騰の宮古島まもる君。 宮古島まもる君は、宮古島警察署管内の道路に設置されている警察官型人形の愛称です。 誰が制作したのかもいざ知れず、いつの間にかサトウキビ畑沿いの道路にひっそりと立ち始め、通行人を見守っていたまもる君。 各地域に立つようになってからは、いつしか巷で…